2012年03月12日
理想郷での初坐禅
インターネットで知った ある寺に行きたいと以前から思っていた。 特にその寺の「カリスマ住職」に会いたかった。 その寺は 自宅の近所にあり、坐禅会や習い事・相談事等、門を開いている。 先日、坐禅会に初参加したが、カリスマ住職から「坐禅の説明」を受けただけで終わってしまった。 住職は「格闘家」といった風格である。 説明会が終わると、住職から私は「何か(格闘技)やってたな?」と尋ねられた。 何故?わかるんだ? 私は外見も弱々しく、実際にも強くもないのに・・・ 寺の習い事の一つである格闘道場に誘われ昨日、初参加した。 稽古生は「グローブ空手」の大会を目指している。 師範は やはり「カリスマ住職」だ。 住職は フルコンタクト空手と日本拳法の達人だと私は理解した。 稽古は打撃だけでなく、投げ技も習うが、実戦的なモノばかりだ。 私は試合が近い一人の稽古生の指導を任された。 昔習ったキックボクシングが人との絆を結び付けさせ、人生を豊かにしてくれることが何よりも嬉しいかった。 稽古後には3時までの深酒となり、寺で泊めてもらい、 早朝6には「朝の坐禅会」に参加。 僅か?45分の坐禅だったが、やはり足の痛みとの闘いだった。 45分の間に「パシーン!」という叩かれる音を三回聞いた。 足音と気配が近づく度に緊張する。 坐禅会後には修行僧が食する朝食「お粥」を頂く。 ここでも実際の礼儀作法を用いて頂くので気が抜けない。 食事後は談話室で各自、時間が許す限りのティータイムになるが、 ここでは作法から完全に解放され交流の場となる。 出勤時間が近づいた人から一人一人寺を後にする。 出勤前の「坐禅」、何か贅沢な時間の流れを感じるようにも思える。 カネでは得られない「心の贅沢?」を求め 今日もこの寺に人は訪れるのだろう。
Posted by aoyoswfncz at 12:26│Comments(0)